リノベーション工事の際には、「デザイン性の高い住まいにしたい」と考える方は多いでしょう。しかし、デザイン性の高さを重視し過ぎてしまい、暮らしにくい住まいになるケースも存在します。費用をかけてリノベーション工事した後に失敗したと後悔しないために、事前に注意するべきポイントを抑えておきましょう。ここでは、デザイン重視のリノベーション工事における注意点を解説します。
流行にとらわれ過ぎないようにする
愛着を持って長く住み続けられるようにするためには、流行にとらわれ過ぎないことが大切です。流行っているからと住まいに取り入れても、自分の好みやライフスタイルに合わなければ暮らしにくい空間になってしまいます。デザインだけではなく、自分の暮らしやすさも重視することをおすすめします。
機能性のある間取りや素材にする
デザインを重視すると機能性が低くなってしまう失敗もよくあるので注意しましょう。例えば、間取りが良くないと不便な生活動線になったり、使い勝手が悪くなったりします。また、好みのデザインの素材を選んだら傷が付きやすいものだった、というケースも存在します。間取りや素材はデザイン重要にしたいと思う方が多くいますが、機能性のことも考えて計画することをおすすめします。他にも、配管なども快適な暮らしを送るために大切な要素となるので、見えない部分も含めて考えると良いでしょう。
将来的に部屋数は足りているか
デザイン性を重視しすぎたことで、後に子ども部屋が足りなくなってしまったというケースもあります。リノベーション工事する際は、デザインだけではなく将来のライフスタイルが変わっても対応できるように、あらかじめ必要な部屋数などを考えておきましょう。
収納スペースをしっかりと確保する
デザインを重視した結果、十分な収納スペースが確保できずに収納力が不足して、物があふれてしまうことがあります。収納スペースに関しては後回しになってしまいがちですが、デザインにこだわりたい場合は十分な収納力を確保することも大切です。収納スペースは出し入れがしやすく、効率が良い工夫をすると良いでしょう。
希望のデザインが得意な会社なのか
リノベーション工事を行う会社には、それぞれ得意なデザイン・テイストがあるため、自分の希望のデザインの施工実績が豊富な会社を選ぶことがポイントです。依頼する前に、ホームページなどで得意なデザインはどのようなものなのか、施工が多い種類はマンションなのか、戸建てなのかなどチェックすると良いでしょう。
