【見落としがち!“玄関・廊下・階段の手すり設置”にも補助金が出るってホント?】

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1. はじめに:「手すりの設置」って実は補助金の対象なんです

こんにちは、佐藤です!

お客様から「トイレとかお風呂はわかるけど…手すりだけでも補助金って出るの?」と聞かれることがよくあります。


答えは――

YES! 玄関・廊下・階段の“手すり”にも補助金が出ます。


しかも、申請次第では材料費・工事費の9割をカバーできるケースも。

今回は、「知らなきゃ損する」手すり工事と補助金の全貌を、現場目線でわかりやすくお届けします!


2. なぜ「手すり」が補助金の対象になるの?

✅ 国が進めるバリアフリー化の一環だから!

高齢者や障がいのある方が**「自宅で安全に暮らせる環境」を整える**ため、

厚生労働省・国交省・各自治体が補助制度を整備しています。


小さな手すり1本でも、「転倒防止=命を守るリフォーム」。

だからこそ、補助の対象になるんです。


3. 補助金の対象となる「手すり設置」工事とは?

✅ 対象となる主な場所:

玄関の上がり框(かまち)


廊下の壁沿い


階段(上下どちらも)


トイレの出入り口付近


洗面所・脱衣所まわり


✅ 工事の種類:

壁固定型のL字型・I字型手すりの設置


階段手すりの連続施工


下地補強+手すり取り付け


滑り止め加工・安全プレートの設置 など


工事金額が少額でも補助申請は可能!

設置場所の「必要性」が明確であれば認められるケースが多いです。


4. 利用できる主な補助金制度

✅ ① 介護保険住宅改修費支給制度

対象:要支援・要介護の認定を受けた方


上限:最大20万円(1割負担なら自己負担2万円)


内容:手すり設置・段差解消・滑り止めなど


✅ ② 自治体のバリアフリー改修助成制度

各市区町村で内容が異なる


条件:高齢者・障がい者・妊婦等が同居している場合


上限:5万円〜30万円まで支給されるケースも


✅ ③ 長期優良住宅化リフォーム推進事業

対象:耐震・断熱・バリアフリーを含む大規模改修


内容:リノベーション+手すり工事で高額補助が狙える


5. 補助金の目安金額(手すり工事)

設置場所 補助金目安(介護保険)

玄関上がり框 5,000円〜10,000円

廊下1本(1.2m〜) 7,000円〜12,000円

階段全体 15,000円〜25,000円

トイレ内 3,000円〜6,000円


※施工方法・長さ・下地工事の有無で前後します


6. 実際の施工事例

事例①:東京・60代女性の一人暮らし

【悩み】階段の上り下りが怖くなってきた

【工事】階段手すり+玄関框にL型手すり設置

【費用】約85,000円 → 【補助金】約72,000円(介護保険)

▶ 実質1万円ちょっとで安全に!


事例②:川崎市・二世帯住宅

【悩み】高齢の父の歩行が不安定に

【工事】廊下2箇所に壁付けI型手すり設置

【費用】約45,000円 → 【補助金】約36,000円(市のバリアフリー助成)

▶ 家族も安心、使い勝手も◎


7. よくある質問Q&A

Q:介護認定がないと使えないの?

A:介護保険制度を使うには認定が必要ですが、自治体の制度なら対象外でも申請できることがあります!


Q:手すりだけの工事でもいいの?

A:もちろんOK!むしろ小規模工事のために用意されている制度です。


Q:賃貸住宅でも対象になる?

A:所有者の許可があれば可能なケースもあります。自治体に事前確認を!


8. 申請〜工事の流れ(当社の場合)

ご相談・現地調査(無料)


申請制度の確認・対象者の確認


工事内容の決定・見積もり


申請手続き(代行OK)


工事実施 → 補助金受給


9. まとめ:「手すり」は暮らしを守る“第一歩”

階段や廊下での転倒事故って、ほんの少しのタイミングで起こります。

だからこそ、「まだ大丈夫」ではなく――


「今つけておくこと」が本当の安心につながる。


家族の安全


来客時の配慮


自分自身の将来への備え


そして、補助金を使って“今”おトクに設置


今こそ動くタイミングかもしれません。


「うちも対象になる?」と思ったら、まずは相談してください!

佐藤が丁寧にサポートします!


🛠この記事を書いたのは…

佐藤|建築会社代表・現場監督

住宅の“後悔しない選択”を増やすため、ブログで役立つリアル情報を発信中!