1. はじめに:「玄関まわり」に補助金が出る時代です
こんにちは、佐藤です!
住宅のリフォーム補助金って聞くと、窓や断熱材、太陽光といった設備を思い浮かべる方が多いと思います。
でも実は――
「玄関ポーチ」や「風除室(ふうじょしつ)」にも補助金が出ることがあるんです。
「え、そんな場所まで!?」と思った方、この記事は必見です。
寒冷地や雪国に住むご家庭には特に役立つ情報なので、じっくり読んでみてくださいね。
2. 風除室ってなに?
風除室とは、**玄関の前に設けられた小さな“中間スペース”**のこと。
主な役割:
✅ 外の冷気や風を直接室内に入れない
✅ 室温の急低下を防ぐ(ヒートショック対策)
✅ 雪・雨を遮る空間として機能
✅ 自転車やベビーカーの一時置き場にも◎
✅ 見た目もスッキリ&玄関まわりの利便性UP
特に北海道や東北などの寒冷地では、風除室があるかどうかで暮らしの快適さがまるで違うんです。
3. なぜ補助金の対象になるの?
最近の補助金制度は、**“省エネ性能の向上”や“バリアフリー化”**を目的にしているため、
風除室や玄関ポーチの整備も対象として認められるケースが増えてきました。
対象になる可能性がある理由:
室内と屋外の温度差を減らし、冷暖房効率が上がる
外気の侵入を防ぎ、断熱性能の向上に寄与
バリアフリー仕様(段差解消・手すり設置等)で高齢者にやさしい
玄関ドアとのセット施工で、補助金申請の条件を満たしやすい
4. 具体的にどんな工事が対象になるの?
補助金制度の内容や自治体によって異なりますが、
以下のような工事が対象になるケースがあります👇
✅ 玄関風除室の新設
アルミフレーム+樹脂パネルの簡易設置タイプ
玄関庇+側面囲いで冷気遮断
自転車やベビーカー用スペースを兼ねた設計
✅ 玄関ポーチの断熱改修
天井・壁の断熱材追加
出入り口部分の断熱ドア採用
サッシ付き玄関引き戸+内窓の設置
✅ 手すり設置・段差解消工事
高齢者や車椅子の方でも出入りしやすい設計
滑りにくい素材の床材使用
✅ 雪国対応:除雪軽減型ポーチ屋根
ポーチ屋根の傾斜調整
雪止め金具付き施工
融雪ヒーター設置(自治体補助あり)
5. 使える補助金制度(2025年版)
✅ 「住宅省エネ2024キャンペーン」継続枠
▶ 高断熱仕様のドア・窓・玄関スペースが対象
▶ 風除室が断熱・気密性向上に寄与すれば申請OK
✅ 「介護保険住宅改修費」
▶ 要支援・要介護認定者がいる場合、最大20万円の補助
▶ 段差解消・手すり・出入り口の幅拡張が対象
✅ 「各自治体の寒冷地住宅助成制度」
▶ 北海道・東北などの一部自治体で独自補助あり
▶ 風除室・玄関ポーチ整備への助成金支給実績あり
6. 補助金の目安額は?
工事内容 補助金目安
風除室新設(断熱仕様) 50,000円〜100,000円
ポーチ断熱リフォーム 30,000円〜60,000円
手すり・段差解消工事 5,000円〜20,000円
玄関内窓設置 15,000円〜25,000円
※補助額は制度の種類や工事内容により変動します
7. 実例紹介:こういうご家庭で活用されています
事例①:札幌市の一戸建て(60代夫婦)
【お悩み】
・玄関がとにかく寒い
・冬場は冷気で廊下まで冷える
【施工内容】
・風除室設置+玄関ドア交換+内窓追加
・補助金:約12万円
▶ 光熱費削減&快適な玄関空間に!
事例②:旭川市・要支援の母と同居
【お悩み】
・段差と階段がキツくて心配
・除雪も大変…
【施工内容】
・玄関スロープ+手すり+除雪軽減ポーチ屋根
・自治体の介護改修+寒冷地補助を併用 → 約18万円支給
▶ 雪の日も安心して外出できるように!
8. よくある質問Q&A
Q:風除室って簡単に取り付けられるの?
A:既製品キットを使えば、1〜2日で設置可能です。カスタムもOK!
Q:デザインが家に合わないのが心配…
A:最近はナチュラル・モダン・和風などデザイン豊富です◎
Q:補助金の対象になるか不安…
A:当社で無料で確認&見積もりできます!まずはお気軽にどうぞ。
9. まとめ:「小さな空間」が暮らしを変える
玄関まわりって、面積は小さいけれど――
その影響力はとても大きい。
冷気をシャットアウトして光熱費削減
出入りがしやすくなり、家族の安心感アップ
デザイン性も上がって、毎日がちょっと楽しくなる
そして、そんなリフォームに補助金が使える今は、
まさにチャンス。
「うちもできる?」と思ったら、気軽に声をかけてください。
佐藤が現場の目で、あなたに最適なプランをご提案します!
🧰この記事を書いたのは…
佐藤|建築会社代表・現場監督
毎日現場で感じる「知らなきゃ損!」を、ブログで発信中!